水害から「自らの命を自らが守る」気象庁のe-ラーニング【情報通信 vol.539】

コラム


━木耐協情報通信 vol.539━━━━━━━━━━2020年06月09日━━━

1) 気象庁 e-ラーニングで楽しく学ぶ 台風・豪雨時の備え
        
2) 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

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木耐協事務局です。

九州の南海上に梅雨前線が停滞し、沖縄では大雨となっています。
関東甲信地域も今週にも梅雨入りの可能性がでてきました。

本日は、全国の梅雨入りを前に、気象庁のホームページに掲載されている
水害時の避難行動について学べるe-ラーニングをご紹介します。
台風、豪雨ーズン前にぜひご覧ください。

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気象庁 e-ラーニングで楽しく学ぶ 『自らの命を自らが守る 』
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jma-el/dounigeru.html
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内閣府が作成した「避難の理解力向上キャンペーン」を基に作成された
e-ラーニング教材です。4つの動画でに作成され、学んだ内容の確認テストが
用意されています。ぜひお客様にもお伝えいただき、平時から災害に備えましょう。
キャンペーンのPDFだけでもぜひご覧ください。

※内閣府 避難の理解力向上キャンペーン
http://www.bousai.go.jp/fusuigai/typhoonworking/pdf/houkoku/campaign.pdf

■避難を理解するための5つのステップ
1.避難を行うためのポイントを理解しよう(8分半)
  ・自らの判断で、早めに避難
  ・的確に避難を行うには、特に災害リスクと避難行動の理解が重要

2.あなたの家の災害リスクを知ろう(13分)
  ・ハザードマップの調べ方、見方
  ・ハザードマップで危険を現す色が塗られていなくても
   周りと比べて低い土地や崖のそばなら避難を考える
  
3.大雨の時の避難先(15分)
  ・災害リスクがないと判断すれば、そこに「留まる」
  ・水害リスクがある場合、安全な知人・親戚宅や指定緊急避難場所へ避難
  
4.避難にかかる時間を考えよう(13分)
  ・道路が水浸しや夜の避難は危険。浸水前、暗くなる前に避難を開始する
  ・避難しようと思ってから非常持ち出し品を準備すると時間がかかるため
   日頃からの備えが避難時間の短縮になる

5.あなたの避難のタイミングを考えよう(26分)
  ・警戒レベル3で、お年寄りなどは避難
  ・警戒レベル4は、聞かんな場所から全員避難

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【木耐協:NEWS】令和2年度の熱中症予防行動について
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環境省、厚生労働省に掲載されている熱中症予防行動について
国土交通省よりご案内いただきましたのでご覧ください。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントとして、
・ 夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、
 熱中症のリスクが高くなるおそれがあるため、
 屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、
 熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにすること

・ マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、
 のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにし、
 周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして
 休憩することも必要

【参考】
〇令和2年度の熱中症予防行動(環境省HP)
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php
〇令和2年度の熱中症予防行動について(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/content/000633494.pdf

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関連団体サイト

国土交通省 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 リフォーム生活向上プロジェクト 安心リフォームの証