耐震補強工事には、これまでにご紹介したように様々な方法があります。目標とする耐震性(評点)と予算に応じた補強工事を組合せて、施工箇所を考えていくのが補強設計です。
木耐協では、様々な補強工事の費用対効果を踏まえて優先順位を定めています。
相手が天災である以上、絶対に倒れない建物は造れません。だからこそ、
・今の家にあと何年くらい住むか
・子に相続する予定があるのか
・これからのライフスタイルはどうしたいか
・予算はどのくらいか 等々
様々な面を考慮することと、費用対効果の高い耐震補強を計画することが大切です。
費用対効果が高く、優先度の高い項目を上位にしています。しかし、物件によって補強方法は変わり、例えば、屋根を葺き替える時期を迎えていた場合は、まず「屋根を軽くする」軽量化を行った上で、不足する部分を壁補強していくというケースもあります。
項目 | 優先順位 |
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