物価高倒産が過去最多で建設業がワースト1位に!中小企業のAI活用実態も解説【情報通信vol.828】

【配信日2026年6月9日】

先週の台風6号と週末の熱帯低気圧による二連続の大雨、昨日はフィリピンM8.2の地震で日本にも津波注意報が発令されました。
被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

近年は豪雨による被害が多発するこの時期は、お客様の「備え」への意識が高まるタイミングでもあります。
地震だけでなく、自然災害への備えを提案してまいりましょう。

さて本日は、建設業の経営環境に関わる2つの話題をお届けします。

【1】帝国データバンク 2026年4月倒産集計
「物価高倒産」が過去最多 業種別トップは建設業

4月の全国企業倒産は899件(前年比8.8%増)。
4月としては過去10年で最多となりました。

なかでも建設業に関わる数字が際立っています。

  • 物価高倒産:108件 集計開始以降で過去最多
    業種別トップは建設業 33件
    要因の筆頭は「原材料価格の高騰」
  • 建設業の倒産:185件(前年同月比18.6%増)
    3カ月連続で前年を上回り、木造建築工事の件数増が目立つ
  • 人手不足倒産(33件):建設業がサービス業と並びトップ
  • 後継者難倒産(61件):建設業が2位 14件

ナフサ由来の断熱材をはじめ資材高騰が続く中、
「仕入れコストの上昇を価格転嫁できない」
「受注はあっても人が足りない」という状況が、倒産という形で数字に出始めています。

物価高・人手不足・後継者難という三つの逆風が、建設業に集中して吹いていることを改めて認識しておきたいデータです。

帝国データバンク 倒産集計詳細はこちら

【2】中小企業の生成AI、実態は「2割が導入、6割が手探り」
木耐協でも組合員の活用状況を調査しています

「生成AIって、うちには関係ない」――
そう感じている方も多いかもしれません。

中小企業基盤整備機構が2026年3月に公表した調査によると、中小企業のAI導入率は20.4%。一方、導入していない企業の多くが挙げる理由は「コストが高い」でも「技術がない」でもなく、「何から始めればよいか分からない」でした。

導入できるとしても、「何ができるのか?本当に効率化できるのか?」という疑問を抱かれるかもしれません。

木耐協では現在、組合員の皆様の生産性向上・業務負担軽減のため、「工務店・リフォーム会社のための生成AI活用セミナー(仮称)」の開催を企画しています。

【木耐協】生成AI活用状況アンケート

木耐協でも活用状況を調査中です。ぜひご協力をお願いいたします。
回答期限:6月15日(月)17:00

アンケート回答はこちら

【参考資料】

中小企業基盤整備機構(中小機構)
「中小企業のAI等利活用に係る実態調査(2026年3月)」
公表資料(PDF)を確認する

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