非持ち家居住者の【7割】マイホームは購入したくない【情報通信 vol.464】

コラム

━木耐協情報通信 vol.464━━━━━━━2018年11月20日━━━

 □■ 「世代別比較 くらしとお金に関する調査2018」
 ■□ 非持ち家居住者のマイホーム購入意向や
 □■ 老後に感じる不安は健康・お金・介護

―――――――――――――――――――――――――――――

木耐協事務局です。

今週は日本FP協会が発表した「世代別比較 くらしとお金に
関する調査2018」をご紹介します。

老後に感じる不安は健康・お金・介護の問題

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1┃金融資産(総額)の平均額は1,141万円
━┛―――――――――――――――――――――――――――

・20代   405万円/30代   556万円/40代   604万円
 50代 1,533万円/60代 1,969万円/70代 1,777万円

 → 60代までは、世代が上がるにつれて資産額も多くなる傾向

2┃非持ち家居住者の7割がマイホームは購入したくない
━┛―――――――――――――――――――――――――――

[質問]
現在の住まいが持ち家ではない人(非持ち家居住者)に、
この歳までにマイホームを購入したいという年齢を聞いた

・約7割が「購入したいと思わない」と回答
・購入したいと思う年齢で多かったのは
 「35 歳~39 歳」(6.7%)と「40 歳~44 歳」(7.8%)
・購入したい年齢を回答した人の平均年齢は40.5歳

3┃人生 100 年時代、30 代の85%が「不安」
━┛―――――――――――――――――――――――――――

・全体平均でも4人に3人が老後に不安を感じている
・老後のくらしについて最も不安な割合が高いのが30代

4┃老後の不安は【健康・お金・介護】
━┛―――――――――――――――――――――――――――

・「老後の生活設計」(60.4%)、次いで「自身の健康」(57.2%)
・40%を超える項目は「家族の健康」・「年金」・「住まいの費用」

・年代別に見ると30代は「住まいの費用」、40代は「親の介護」が
 他の世代と比べて高い割合となった
・60代を超えると「自身の健康」がもっとも高い割合

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

老後に不安を感じる「健康」・「お金」・「介護」という点は
住宅新築時の資金計画やリフォーム等を通じて、不安を解消する
提案が可能です。

こうしたお金や健康に関する不安に寄り添った提案をすることで
お客様の信頼感につながっていくのではないでしょうか。

また、本調査には「退職金の運用や使い道」、「老後の生活費」
といった老後の資産に関する調査結果も掲載されています。

皆様の事業の活用できる情報が掲載されていますので、
ぜひご覧ください。

新建ハウジング
非持ち家居住者の7割が「マイホーム購入したいと思わない」
日本FP協会調べ
https://www.s-housing.jp/archives/150354

日本FP協会
世代別比較 くらしとお金に関する調査2018
https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2018/files/newsrelease20181105.pdf

情報通信バックナンバーの関連記事

関連団体サイト

国土交通省 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 リフォーム生活向上プロジェクト 安心リフォームの証