━木耐協情報通信 vol.450━━━━━━━━━━2018年8月7日━━━
□■ 「2017年度 フラット35利用者調査」
■□ 高まるシニアのマンション購入意欲
―――――――――――――――――――――――――――――――
木耐協事務局です。
本日は、住宅金融支援機構が公表した「2017年度
フラット35利用者調査」をご紹介します。本調査から
見えてくる住宅購入者の傾向を確認していきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
調査の主なポイント
―――――――――――――――――――――――――――――――
【1】新築マンション購入者の1割超(10.4%)が 60歳以上
→ 50歳代を加えた割合は4分の1を超える(26.6%)
【2】年収倍率は緩やかに上昇
【3】中古住宅の平均築年数が長期化
→ 戸建て(18.9年)、マンション(22.4年)共に長期化
【4】中古マンションの半数超は築20年を超える物件
→ 中古マンションの52%、中古戸建ての42.8%が
平成8年以前に建築された物件
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
上記以外にも、以下の様な情報が調査結果にまとめられています。
・30歳代の構成比率が年々減少
2011年 52.1% → 2016年 44.5% → 2017年 42.9%
・中古戸建てと中古マンションの構成比率が上昇
2011年 12.1% → 2016年 18.0% → 2017年 20.0%
フラット35を利用して住宅を購入した「5件に1件は中古住宅」。
中古住宅購入時には、大半のケースでリフォーム工事を伴い
ますので、リフォーム受注のきっかけとしても見逃せない
情報といえます。
ぜひ調査結果全体もご覧頂き、
皆様の事業にお役立て頂ければ幸いに存じます。
住宅金融支援機構 フラット35利用者調査
https://www.jhf.go.jp/about/research/loan_flat35.html