「地震・津波」は怖いが、地震保険の加入率は46.8%【情報通信vol.791】

コラム

━木耐協情報通信vol.791━━━━━━━

☆全国エリア別防災意識ランキング2025
 第1位「関東エリア」/最下位「北陸エリア」

【ソニー損保 防災と地震保険に関する意識調査】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000063966.html
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■要点
2024年の地震発生回数は約3,600回で、過去10年で2番目に多かった 
2025年は8月時点で既に3,400回超、過去10年で3番目に多い水準
・<全国エリア別防災意識ランキング2025>
 第1位「関東エリア」/最下位「北陸エリア」
・経済的備えを「必要」と感じる人は9割以上だが、
 緊急用貯蓄や火災保険の見直しといった “経済的対策” の実行率は低い
・建物と家財の双方を補償する地震保険への加入率は46.8%と半数に満たない

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今回のランキングは、災害対策12項目の実践状況を
1項目1点(12点満点)で評価したものです。
トップの関東エリアでも平均2.94点と、実際に取り組んでいるのは
わずか3項目程度。全体として、防災意識はまだまだ低い水準といえます。

また「地震・津波」を7割以上の人が最も怖い災害と答えている一方で、
物資面でも経済面でも備えが十分でないことが明らかになりました。

こうした調査では常に「意識と行動のギャップ」が浮き彫りになります。
だからこそ、事業者である私たちから積極的に働きかけ、住宅の耐震化を含めた具体的な提案を届けることが重要です。

直近10年間で熊本地震・能登半島地震に次ぐ発生回数となっている今年。
防災月間を機に、改めて地域住民へ「耐震化による安心」を提案してまいりましょう。

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