
━木耐協情報通信vol.790━━━━━━━
☆「もっと備えておけばよかった」─能登半島地震でも聞かれた被災者の声
同じ後悔を繰り返さないために、今私たちが取り組むべきこととは
「東京新聞デジタル」
能登半島での大地震は想定「内」だった!?
なぜ行政は10年放置したのか
「耐震化してたら母や弟は…」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/431103
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能登半島地震の被害について、衝撃的な事実が明らかになっています。
「実は想定内の地震だった」という指摘があるのです。
■行政は震災リスクを知っていた
国や自治体は2010年以降、震源となった活断層のリスクを認識していました。
しかし、十分な備えにはつながらず、住宅の耐震化の遅れが
犠牲を拡大させる結果となりました。
■深刻な耐震化の遅れ
・輪島市の耐震化率:45%(全国平均87%を大きく下回る)
・耐震化した隣家は無事 → 旧耐震住宅は倒壊し犠牲者が発生
・縦割り行政により、既知の断層情報と減災施策が連携できず
■繰り返される「後悔」
この問題は能登半島地震に限りません。
阪神・淡路大震災、新潟中越地震、熊本地震…
どの災害でも被災者から「もっと備えておけばよかった」という
同じ後悔の声が聞かれています。
■私たちの使命
組合の使命は、こうした後悔をする人を一人でも減らすことです。
耐震化こそ防災の一丁目一番地。
9月の防災月間にあたり、この原点を改めて胸に刻み、共に耐震化に取り組んでまいりましょう。
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