老舗旅館「加賀屋」、公費解体を申請 災害関連死6割超、被害はいまだ深刻【情報通信vol.788】

コラム

━木耐協情報通信vol.788━━━━━━━

☆能登半島地震による被害者634人に
 能登の象徴「加賀屋」が公費解体へ 

日経クロステック 能登の象徴「加賀屋」、公費解体へ
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/080601827/

2024年の能登半島地震では、8月5日時点で死者634人、そのうち災害関連死が406人と6割を超え、
被害の深刻さを今も突きつけています。

そうした中、七尾市・和倉温泉の象徴とも言える老舗旅館「加賀屋」が
改修を断念し、公費解体を申請しました。
長年親しまれた建物は姿を消すことになります。

一方で、加賀屋グループは隈研吾氏の設計による新旅館計画を進行中です。
計画地は「松乃碧」跡地と隣接地で、約40室すべてがオーシャンビュー。
天然温泉の露天・半露天風呂を備え、2026年冬の開業を予定しています。

震災で失われる象徴的な建築物と、新たに芽吹く再生のプロジェクト。
日本一のおもてなしが、復興の象徴としてどう受け継がれていくのか注目されます。

※内閣府:令和6年能登半島地震による被害状況等について
https://www.bousai.go.jp/updates/r60101notojishin/index.html


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