祖父から受け継いだ家をひ孫まで継承出来る家に(仙台市太白区)
担当:スイコー(宮城県仙台市泉区)
物件概要
住所 |
宮城県仙台市太白区 |
価格 |
約600万円 |
工事時点の築年数 |
39年(1978年築) |
工期 |
2ヶ月 |
工事内容 |
壁補強・基礎増し打・基礎エポキシ補修 |
補強前の総合評点 |
倒壊する可能性が高い(0.09) |
補強後の総合評点 |
一応倒壊しない(1.25) |
耐震補強工事のきっかけ
寒い暗い地震が来るとものすごく揺れる等、おじい様より受け継いだ家をお孫さんがリノベーションを決意。
リフォーム会社のご提案
耐震診断の際に基礎の劣化が著しい事を施主様へお伝えし、これからも長くお住いになられるのであればしっかりと基礎を直して行きましょうと基礎補強を提案。昔ながらの田の字の家でしたので北側は暗く寒い状況でした、思い切って南側の居室を減築し日の光を奥まで届くようにし、それに伴い耐震設計も一から見直す提案を行いました。
耐震補強工事の概要とポイント
採光確保の為の減築や間取りの大幅な変更に伴い、一部基礎からやり直し、一から耐震設計を見直しました。特に基礎の痛みが激しかった為、基礎の補強をしっかりと施しました。
お客様の声
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」等の補助金も積極的に活用して頂きました。家も明るく暖かくなり、100歳を超える祖母が冬場に暑いからと掛け布団を一枚減らした事に驚きました。
地震が来ても以前のような揺れが無くなったので安心して暮らしています。
施工写真
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[施工前 外観] 縁側と軒が長い為、日の光がほとんど殆ど室内に入りませんでした
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[施工後 外観] 減築する事で北側と南側の寝室に光が入るようになりました
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北側に間仕切られたキッチンもリビングと一体化。「光が入り、暖かくなったことで家族の会話が増えた」との事
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基礎のダメージが大きかった為、既存の基礎に新たに基礎を増し打ち を行いました
担当者(認定者)からのコメント
高橋 加奈様(耐震技術認定者番号31904007)
昔ながらの背の高い平屋でしたので天井高が高く筋交一つ交換するにしても大変でしたが、長期に渡って住まい続ける事が出来るご自宅にリノベーションする事が出来ました。
組合員情報