全国放置空き家率増減マップから見る地域格差と能登半島地震に学ぶ耐震化の遅れ【情報通信vol.824】

【配信日2026年5月12日】

国交省より周知依頼【資材の安定供給にご協力を】
中東情勢を背景に、住宅建材・設備・資材の需給逼迫が懸念されています。1.買いだめを控え必要量のみ発注、2.納期に余裕を持ち必要時期を明記の2点にご協力ください。

・住宅の供給に携わる事業者の皆様へ中東情勢を踏まえたお願い
https://www.mokutaikyo.com/pdf/260501_1.pdf
・住宅建材・設備・資材の安定供給に向けた御協力について
https://www.mokutaikyo.com/pdf/260501_2.pdf

さて、本日は「空き家と耐震化の地域格差」です。能登半島地震が示した教訓とあわせて、我々事業者に求められる役割を考えます。

全国空き家対策コンソーシアム作成「全国放置空き家率増減マップ」

全国1048市区町村の「放置空き家率」の変化(2008年~2023年)を可視化したマップが公開され、空き家の実態が明らかになりました。

大都市圏では空き家率の上飾が抑えられているのに対し、四国や中国地方など地方圏の周辺部では空き家が急増する「地域格差」が浮き彫りになっています。

能登半島地震の教訓:空き家率と耐震化の遅れの相関関係

甚大な被害をもたらした能登半島地震においても、国や専門機関がこの問題を指摘しています。
「空き家率の高さ = 高齢化率の高さ = 耐震化の遅れ」につながります。

過疎・高齢化が進んでいた能登半島では住宅の更新が滞り、全国の住宅耐震化率が約87%であるのに対し、輪島市(約45%)や珠洲市(約51%)など著しく耐震化が遅れていたことが被害を甚大化させました。

さらに石川県の人口は5年前の調査から4万人以上減り、110万人を割り込みました。珠洲市で34%あまり減少するなど奥能登の人口減少が深刻化しています。

  • ※事業者に求められる役割 高齢化で増加する「旧耐震のままの放置空き家」や「改修を諦めた高齢者世帯」へのアプローチは、地域に根ざす組合員企業だからこそ担える役割です。マップで自社の商圏を確認し、空き家率と高齢化が重なるエリアから優先的に耐震診断・改修提案を行うことが、地域防災と事業機会の双方につながります。

関連団体サイト

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