ナフサショックによる資材高騰対策と熊本地震から10年の耐震化提案【情報通信vol.820】

【配信日2026年4月7日】

来週で、熊本地震から10年を迎えます。

あの震災では、「新耐震でも倒壊する住宅があったこと」や「一度では終わらない、連続地震の脅威」という現実が突きつけられました。

報道が増えるこの時期は、住まいの安全に関心が向きやすいタイミングです。いまこそ、耐震化の提案を具体的な行動につなげていきたいところです。

<熊本地震から10年特設サイト>
・熊本県:https://www.pref.kumamoto.jp/site/h28kumamoto-earthquake/
・熊本市:https://www.city.kumamoto.jp/kiji00366963/index.html

さて、本日は先週に引き続き、ホルムズ海峡の事実上閉鎖による価格上昇に関する話題です。皆様の現場には、どのような影響が出ているでしょうか。

国土交通省 燃料油や石油製品等の供給に関する相談窓口の設置について

国土交通省では、今般の中東情勢を踏まえ、燃料油・石油製品の供給に関する影響を把握するため、事業者向けの相談窓口を設置しました。相談窓口だけでなく、セーフティネット貸付についても触れられています。

住宅の新築・リフォームに関する内容も対象となっており、資材の入手遅延や価格変動など、現場レベルの懸念事項について情報提供が求められています。これは単なる情報収集ではなく、今後の政策対応や流通調整の判断材料となる「現場の声」を集約する動きです。

すでに断熱材をはじめとした値上げが顕在化している中で、次の段階として「調達できない」「納期が読めない」といった問題に波及する可能性も否定できません。

  • ※確認すべき現場リスク
    ・資材の調達状況
    ・納期遅延の兆候
    ・価格交渉の難航事例

上記のような状況を整理し、必要に応じてお客様に情報提供を行いましょう。

新建ハウジング “ナフサショック” 工務店がとるべき対応策

資材高騰の背景にある「ナフサ価格上昇」に対し、工務店が取るべき実務対応が整理されています。

ポイントは、単なる値上げ対応ではなく、契約・見積・説明の運用をどう整えるか。

  • ・見積の有効期限や価格変動リスクの明確化
  • ・追加費用や仕様変更の協議ルールの整備
  • ・顧客への早期説明と合意形成

「後から揉める」ではなく、「最初に織り込む」ことが重要とされています。資材高騰が常態化する中、契約・運用の見直しを進めるうえで非常に参考になる内容です。

関連団体サイト

国土交通省 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 悪質な訪問販売 撲滅!かながわ宣言
安心リフォームの証