空き家物件の災害リスクを「見える化」【情報通信 vol.446】

コラム

━木耐協情報通信 vol.446━━━━━━━━━━2018年7月10日━━━

 □■ 災害リスクを点数で見える化!
 ■□ LIFULL HOME‘S 空き家バンクに「地盤安心スコア」を搭載

―――――――――――――――――――――――――――――――

木耐協事務局です。

西日本を中心とした豪雨(平成30年7月豪雨)による被害者が10日に
入っても増え続け、13府県で死者は132人、不明74人に上っています。
被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い再建をお祈り致します。

本日は、全国の地方自治体が管理する空き家・空き地の情報を
集めたサイト「LIFULL HOME’S 空き家バンク」に新たに搭載された
「地盤安心スコア」機能をご紹介します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「LIFULL HOME’S 空き家バンク」で空き家物件の
ハザードマップと地盤スコアを調べてみましょう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.「LIFULL HOME'S 空き家バンク」にアクセスします
   https://www.homes.co.jp/akiyabank/
2.「地域から探す」から調べたい都道府県を選択します
3.該当地域の物件情報が表示されますので、物件を選択します
4.下にスクロールすると「地盤・防災関連マップ」が表示されます

「災害予測地図」の項目(地震による揺れやすさ、浸水の可能性など)
を選択するとハザードマップの情報が表示されます。

また、「地盤安心スコア」の詳細を表示をクリックするとスコアが
表示され、良い地盤なのか、注意を要する地盤なのか確認できます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地震、噴火、豪雨 自然災害が日本全国で発生
求められる住宅関連事業者の“在り方”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年は自然災害が多く発生しており、草津白根山噴火(1月)、
島根県西部地震(4月)、大阪府北部地震(6月)、そして先週発生した
西日本豪雨災害(7月)、と自然災害が日本全国で頻発しています。

こうした状況を受け、住宅購入を検討する住まい手にとって、
自然災害のリスクの情報はより重要性が高まると考えられます。

土地選びの際に、自治体のハザードマップの情報などを提供
することや、リフォームの時にも地震対策を提案することが
信頼される事業者としての“在り方”ではないでしょうか。

情報通信バックナンバーの関連記事

関連団体サイト

国土交通省 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 リフォーム生活向上プロジェクト 安心リフォームの証