ご存知ですか?お住まいの地震発生確率【情報通信 vol.445】

コラム


━木耐協情報通信 vol.445━━━━━━━━━━2018年7月3日━━━

 □■ 2018年版「全国地震動予測地図」が公表されました
 ■□ お住まいの地震発生確率を確認してみましょう

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木耐協事務局です。

本日は6月26日(火)に政府の地震調査委員会から発表された
2018年版の「全国地震動予測地図」を取り上げます。

テレビやニュース等で大きく報道されオレンジ色の日本地図を
ご覧になった方も多いかと思います。ホームページに知りたい
住所を入力すると、ゆれやすさを調べることができます。

皆さまのお住まいの地域もぜひ調べてみましょう。

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地震発生確率の調べ方
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1.地震ハザードステーション「J-SHIS Map」にアクセスします
  http://www.j-shis.bosai.go.jp/map/
2.左上の検索窓に調べたい住所を入力します
3.地図上に表示される丸をダブルクリックし拡大します
4.左下に発生確率が表示されます

■操作方法の動画
http://www.mokutaikyo.com/dcms_media/other/180703_jshis.mp4
例 高槻市栄町3 「30年以内に震度6弱以上」の確率 54.7%

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2018年版の主な変更ポイント
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■「30年以内に震度6弱以上」の大地震が発生する確率
・千葉市85%(前回と同じ)、高知市75%(1ポイント上昇)
 → 昨年から1年経過し、全国的に発生確率が僅かに上昇

■昨年公表された以下の長期評価が反映された
・千島海溝沿いの地震活動
・四国地域の活断層
 → 北海道の確率が大きく上昇(根室市78% 15ポイント増)
   したが、四国地域への影響は微少だった。

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地震動予測地図を見るときの注意点
「確率が低いから安全」とは限りません
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“「確率が低いから安全」とは限りません”と明記されています。

実際、6月に発生した大阪北部地震の発生確率はわずか「0~3%」、
1995年に発生した阪神・淡路大震災は「0.4%~8%」でした。

地震大国日本に生活する以上、地震災害への備えは必要不可欠です。
災害を軽減させるためには、先ず「耐震補強が必要」であると
お客様にお伝えし、住宅の耐震化を進めていきましょう。

全国地震動予測地図2018年版
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2018/

施工事例
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