2011年3月11日東日本震災が発生する前日の3月10日に耐震補強が完了し、引き渡ししたお客様がおられました。耐震補強工事のお陰で「(地震で)物が落ちる事も全く無かった」と感謝されました。まさに偶然ですが無事完了し、ほっとした記憶がございます。
お客様の命を守る事に繋がる耐震補強工事に取り組む者にとって、必要・不可欠な資格です。取得から20年以上経ちますが、常日頃から勉強・経験を積んでおります。一級建築士/一級施工管理技士/既存住宅状況調査技術者と同様に社会的な信用が得られていると思っております。
テレビ取材を受けた時の映像
依頼者の不安を煽るような言動は慎んでおります。また、寝たきりの高齢者も居られる時はより慎重に診断いたします。狭小住宅の補強工事では資材や残材の搬出入・材置き場に苦労する事があります。
柱の傾きもレーザーレベルで確認
2m程の伸縮棒に赤外線防犯カメラを取り付け、コードでディスプレイを繋ぎ依頼者と一緒に小屋裏や床下の状況をリアルタイムで視る事ができます。屋根の劣化診断では、ドローンを用いることもあります(オプション)。
依頼してくださったお客様に補強案を3~5通りご提案し、コスト/工期/補強方法&耐力等の取捨選択をして頂いた上で、ご納得頂けるように心掛けています。
耐震診断は小屋裏・床下調査を伴うので、健康で無ければできません。コロナ禍でもあり、自身の健康には留意しております。免疫力アップも兼ね、週に3~4回水泳・加圧式筋肉トレーニング等で汗を流しております。