在宅勤務(テレワーク)6週間で見えてきた課題とメリット(GMO調べ)【情報通信 vol.528】

コラム

ー木耐協情報通信 vol.528ーーーーーーーーー2020年03月17日ーー

 ◇ デメリットもあるがメリットも大きい在宅勤務
   回答数1,960件の従業員の声から在宅勤務の課題を抽出
   (GMOインターネットグループ)

 ◆ 「テレワーク×住まいの意識・実態」調査
   テレワークをきっかけに、自宅を仕事に適した環境に
   整えている人は70%(リクルート住まいカンパニー)

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木耐協事務局です。

新型コロナウイルスに関する対策のお知らせが木耐協に届いています。
数も増えてきましたので以下のサイトにまとめています。今後も動きが
ありましたら順次更新して参ります。

新型コロナウイルス関連情報【随時更新】
http://www.mokutaikyo.com/blog/2020/03/16/70

本日の情報通信では、新型コロナの対策として普及が進んでいる
テレワークに関するアンケートをご紹介します。利用者の感想から
見えてきたテレワークのメリットやデメリットとは。

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在宅勤務体制開始から1ヵ月経過長期化する在宅勤務の課題について
アンケート第2弾を実施(GMOインターネットグループ)
https://www.gmo.jp/news/article/6713/
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・調査時期:2020年3月4日(水)~5日(木)
・2020年3月16日時点で在宅勤務体制開始から6週間以上が経過し長期化

<在宅勤務のメリット>
自由時間が増えた
・家族と過ごすことができる(子供・介護)
・休校があっても心配しなくてよい
効率性向上
・突発的な横槍が入り辛くなったため、
 資料作成や考え事をするうえでは効率が良くなった
・移動時間(拠点間移動や会議室等)が最小限になった
通勤ストレス低下
・ウイルス感染も心配ですが、満員電車での通勤がない事で
 肉体的・精神的負担が軽減された

<在宅勤務態勢において、浮き彫りとなった課題>
・通信環境:通信速度が遅い、WEB会議の利用制限、
      NASA(イントラネット)が見られない
・自宅環境:光熱費がかかる、家族への配慮、機器類の未整備
・体調:腰痛など身体的の負担、運動不足、精神的な負担

<主な要望>
・新型コロナが終息後も在宅勤務を制度化して欲しいという声が多い
・前述の光熱費を含めた生活費用の増加を会社で負担する、
 在宅勤務手当を導入するといった、経済的な負担軽減を求める意見も目立った

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「テレワーク×住まいの意識・実態」調査(リクルート住まいカンパニー)
https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/1c89c428b47ca0906f27259f7f648242_1.pdf
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テレワークをきっかけに、自宅を仕事に適した環境に整えている人は70%
また、引越しを実施/検討/希望している割合は53%!

・調査時期:2019年11月23日~11月25日

・会社員/公務員の17%がテレワークを実施
・テレワークをきっかけに、自宅を仕事に適した環境に整えている割合が70%
・テレワークをきっかけに「引越しを実施した」「前向きに引越しを検討し始めている」
 「検討していないが引越してみたい」割合は53%
・今後テレワークが促進された場合には、テレワーカーの57%が
 通勤時間が長くなっても引越しを検討する」との意向

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新型コロナウイルス問題により、在宅で仕事をする人が増えています。
今回の問題が終息しても在宅勤務の流れは無くならないのではないでしょうか?
そう考えると、「自宅の耐震性を高めて安全な場所にする」という提案は
これまで以上に必要になると思われます。

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