━木耐協情報通信 vol.476━━━━━━━2019年2月26日━━━
■ ジャパンネット銀行調べ 「住まいと暮らし」の考え方
■ 親世代と異なるミレニアル世代(18~25歳)の考え方とは
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木耐協事務局です。
先週木曜日に北海道厚真町で震度6弱の大地震が発生しました。
これは昨年9月に発生した「北海道胆振東部地震」の余震と
みられています。
幸い家屋の倒壊や土砂災害、大規模停電には至りませんでしたが、
いつどこでくるかわかならい地震の怖さを実感させられました。
本日は、ジャパンネット銀行が2月19日にプレスリリースした
20歳前後にあたる「ミレニアル世代」の住宅に関する調査を
ご紹介します。
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ミレニアル世代およびその親世代を対象とした、
「住まいと暮らし」に関する意識・実態調査
https://www.japannetbank.co.jp/company/news2019/190219.html?v=190219
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・調査主体 ジャパンネット銀行
・調査方法:インターネット調査
・調査対象 ミレニアル世代(18~25歳の働く男女)
親世代(その親世代であたる40~50代)
【質問1】
パートナーとは、結婚する前に同居をしましたか
(または同居したいと思いますか)?
・ミレニアル世代の多数派:結婚「前」に同居 57%
・親世代の多数派 :結婚「後」に同居 79%
※「結婚前後問わず同居はしない、またはパートナーはいらない」と
回答した割合がミレニアル世代で28%(4人に1人)に達する
【質問2】
居住環境を決めるうえで重視することは何ですか?
・両世代の共通項:「買い物に便利な立地であること」
「最寄りの駅やバス停から近いこと」
・ミレニアル世代の重点項目:「飲食店の多さ」や「都市部であること」
・親世代の重点項目 :「自然災害に対しての安全性」
【質問3】
持ち家や賃貸などにとらわれない、新しい暮らし方に興味はありますか?
・「興味ある」と回答した割合に20ポイントの差
ミレニアル世代 57%、親世代 37%
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この調査のまとめで【住まいを「モノ」ではなく「コト」として
捉えたり、住まいにおいてもオリジナリティやパーソナライズ性を
求めたりなど、ミレニアル世代らしい価値観があらわれた調査結果
もみられました。】と結ばれています。
また、アメリカでは「ミレニアル世代」が消費のあり方に大きな
影響を与える世代として注目されています。今回ご紹介したような
住宅に対する新しい価値観をもった「ミレニアル世代」が今後の
住宅市場の中心となっていきます。
我々も「親世代」の価値観にとらわれすぎず「ミレニアル世代」の
価値観にも目を向けて、頭を柔軟にして情報を吸収していきましょう。
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