【配信日2026年7月14日】
連日の猛暑が続いています。現場に立たれている皆様も、体調にはくれぐれもご留意ください。
本日、中央防災会議で防災基本計画の修正が決定されました。昨年7月のカムチャツカ半島東方沖の地震に伴う津波では、避難が長引きました。これを踏まえ、指定緊急避難場所において、熱中症対策・防寒対策のためのテント・飲料水・防寒具等を備蓄することなどが盛り込まれています。
避難所は、夏は暑く、冬は寒い。だからこそ国は「在宅避難」を災害対策の柱に据え始めています。その大前提は、住宅が倒れないことですので、耐震化がより促進されるのではないでしょうか。
※防災基本計画修正(令和8年7月)の概要|内閣府
https://www.bousai.go.jp/taisaku/keikaku/kihon.html
さて本日は、先週受付が始まった建防協の講習会をご案内します。
日本建築防災協会より、令和8年度の「国土交通大臣登録 耐震診断資格者講習」および「耐震改修技術者講習」の募集が始まっています。
注目すべきは、使用テキストです。診断講習のテキストが「2025年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」となりました。13年ぶりの大改訂を踏まえた、最初の資格者講習にあたります。
また、例年は夏に開催されていた建防協の講習ですが、今年は年末から年始にかけての開催となります。
【開催概要】
診断と改修は別々の講習で、会場受講の場合は2日間にわたる開催です。どちらか一方のみの受講も可能です。対面開催となる会場受講は各100名の定員のため、早期に満席となる可能性があります。
本講習を修了すると「講習修了証明書」が発行されます。この証明書は、多くの自治体において、耐震診断・耐震改修の補助金申請時に必要とされています。詳細は自治体の窓口に確認が必要ですが、補助金を使った耐震事業を進めるうえで、押さえておきたい講習会です。(修了証は発行されませんが、建築士以外の方も受講可能となっています)
インテグラル社のホームズ君は今月下旬に有償でのアップデートが予定されています。ただし、建防協の評価・認定の取得は来年3月の予定とのことです。建防協の「wee」は、2027年春以降に発行予定と公表されています。
講習は年末、ソフトの対応もこれから。2025年版が実務の標準になるのは、まだ先になりそうです。
新しい基準への対応法をいち早くお届けするのが木耐協の役割だと考えています。都度ご案内しますので、一緒に準備を進めましょう。