3/29


 穴水町・門前町到着

 

 木耐協事務局の嶋田より、現地からのレポートが到着しましたので、お伝えします。

 3月29日、事務局より車にて技術顧問の安斎先生はじめ阿部・嶋田・名眞の4名が中央道で小杉インターまで向かい、そこから一般道にて現地に向かいました。お昼過ぎには七尾市(和倉温泉)に到着しました。
 七尾市でも屋根の上の瓦が一部脱落していたり、屋根瓦の下の棟瓦が被害を受けていたりしました。そのようなところは既にブルーシートでの養生が行われていました。
 また、その後穴水町に近づくにつれ、ブルーシートで養生してある屋根が多く見られるようになり、屋根の被害の多さを物語っていました。





 穴水町の駅近くでは全壊家屋も見られました。家屋の被害のほかにも、道路に埋設されてある土管に沿ってアスファルトが割れているところもありました。地盤が液状化しているところは見た限りでは見受けられませんでした。
 応急危険度を示す「赤札・黄札・緑札」が貼られていた家屋があったものの、役所側の説明が不足していたのか、建物を結局どうしたらよいのか不安に思われている方が多くいらっしゃいました。「赤札(使用禁止)」の札が貼られているところについては、役所より罹災証明書が発行されるまではボランティア活動を行うことができません。また、「耐震診断の専門家でしょ」と言われたりもしましたが、ボランティアセンターの指示なしに活動を行うことができないため、この時点では何もすることができませんでした。



 ボランティアセンターがある門前町には14時40分に到着しました。
 当日の活動が16時までということで、この日はボランティア活動は行わず、門前町の被害状況の確認に向かいました。
 家屋の状況としては、壁量不足による倒壊、偏心率(バランス)の悪化が引き起こしたねじれ、古い建物の被害、接合部のほぞ抜け、筋交いの施工不良による被害などが見られました。



 再度穴水町に向かい、被災された方から家屋の診断の件で話を伺いました。家屋の診断については基本的には外部の人間ではなく、県側で行うとのことでした。
 その後、現地に入られていた木耐協組合員の(有)ホームメートの北川様と合流し、現在の状況について伺いました。社会福祉協議会のボランティア本部が外部からのボランティアを上手く受け入れられていなかったこと、今後ボランティアとの連携を深めていくよう行政に働きかけることが必要だとのことでした。社会福祉協議会では「ボランティアは足りている」との認識のようですが、実際のところボランティアの人数は不足しているようです。

 本日は和倉温泉に宿泊しました。
 和倉温泉も地震のためにキャンセルが多発しているため、地域還元の意味も込めて当地に宿泊しました。温泉そのものも露天風呂が一部使えないといった被害を受けていました。

●明日の予定
 安斎先生・阿部は(有)ホームメイトの北川さんとともに本部へ向かい、赤札の対応を行います。
 嶋田・名眞は穴水町の一般ボランティアに参加します。