住宅改修費給付を利用して、安全・便利・快適な住まいを実現しましょう
世界一の老人大国になった日本ですが、その生活環境は高齢者にとって住みやすい状況とはいえません。とくに住宅事情は劣悪で、身体機能が低下してきた高齢者や障害者には、住まいそのものがバリア(障害)になっていることも多々あるようです。そうした高齢者や障害者のために、住宅を住みやすく改修しようというのが「バリアフリー化」です。
在宅介護利用が200万人近くも
2000年にスタートした介護保険制度で、介護サービスを受けている要介護・要支援の人が平成15年1月末現在で約330万人いらっしゃいます(厚生労働省調べ)。 このうち、自宅で介護サービスを受けている人は、57%にあたる約190万人です。
なるべく自宅で介護サービスを利用できるように、というのが介護保険制度の当初の狙いだったのですが、6割にも満たないのは在宅介護には現実的に難しい問題が多いからでしょう。介護する家族の負担もさることながら、これまでの住居が介護を要するような高齢者や障害者の生活を前提として作られていない、ということも大きな障害になっているようです。
なぜか利用率が低い住宅改修費
また介護認定を受けた人の中でも、要支援や要介護1、要介護2くらいの症状の軽い人の場合、住宅環境さえ整えば自立して生活できる方も多いです。そうした観点から、介護保険制度では、住宅改修費として1軒につき最高20万円までを支給(利用者負担10%)することになっているのですが、せっかくの制度があまり活用されていないようなのです。
しかし、介護保険はすべての高齢者が100%保険料を納付しているわけですから、利用できる権利をむざむざ放棄するのはもったいない話です。最近はリフォーム業者の中でバリアフリー改修に力を入れている会社も増えてきていますので、そうした業者に相談してみることをおすすめします。
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浴室・洗面所の手すり設置例です。
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