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第1回 住宅リフォームを支える職人さんたち(3)

住宅リフォームを支える職人さん(専門職)たちを紹介します。


大工
 木工事に携わる職人の総称です。ふつう木造住宅では縄張りから建て方、木部外構まで、最も長く工事に関与するため、工事全般を統括することも多く、そのような場合とくに棟梁と呼ぶこともあります。このほか鉄筋コンクリートの型枠を作る型枠大工、内装に関わる木工事を行う造作大工といった方もいます。

解体・鳶職
 ごく最近まで、一般木造住宅の場合は町鳶と呼ばれる鳶職が、解体工事から足場、基礎、棟上げまでの工事を行っていました。 現在でも土工事や基礎工事など大工が現場に入るまでの予備的工事は鳶職が行うことが多いです。最近は分業化が進み、既存建物の解体と廃棄物の処理などは専門の解体業者に任せることが多くなりました。

瓦・板金・鉄骨屋
 総称して屋根屋と呼ばれることも多いですが、瓦・スレート葺きは瓦屋の、ブリキなど金属屋根は板金屋の仕事です。瓦・スレート屋根でも雨仕舞に金属板が用いられることが多いですから、板金屋が施工することもあります。鉄骨屋も金属を扱いますが、階段や手すりなど鋼材を用いた製作、鉄骨構造物の施工を行います。溶接が得意で、鍛冶屋とも言います。

ガラス・サッシ屋
 ガラス屋とサッシ屋はそれぞれ別の職種ですが、住宅向けの仕事では重複していることが多いです。メーカーから購入したサッシ、ガラスなどの部材をあらかじめ組み立て、大工がサッシ外枠を取り付けた後にサッシをはめ込みます。メーカーでは各種の規格品を用意していますが、時間と費用をかければ規格外の寸法のものを作ることもできます。

タイル・石屋
 タイル屋は浴室やトイレなどの水回り、玄関先、外壁などのタイルを貼る職人ですが、石材でもタイルと同様に扱える規格品が多くなったため、タイル屋が施工することも多いです。本格的な石積みの仕事は一般住宅ではあまり多くないため、外構工事の敷石やレンガ、ブロック積みの仕事は、造園屋や植木職人が行うこともあります。

左官屋
 木造住宅では、基礎回りのモルタルのならし、 塗装仕上げやタイル仕上げのモルタル下地、漆喰を用いた屋根の納まりや内壁、外壁の左官仕上げなどを行います。

建具屋・家具屋
 建具といえば襖や障子など和室内の引き戸を連想しますが、数寄屋造りの欄間や障子の組子など、高度の技術と経験を要する仕事もあります。作りつけの家具類の扉などを手がける場合もあり、家具屋の仕事と重複することも少なくありません。

塗装屋

 外壁の塗り替え、鉄骨のベランダ・門扉などの塗り替え、コロニアル屋根の塗り替えなど、 リフォームではおなじみの職種です。 内壁や天井、大型家具の表面仕上げ塗装などを手がけることもあり、仕上げ工事の中では守備範囲の広い仕事です。

クロス屋
 主として内壁のクロス仕上げを行う職人です。最近はクロスの種類が増え、材質も布、紙をはじめとして珪藻土を練りこんだ塗り壁風のクロスなどもありますが、いずれにせよ出来栄えは下地次第です。大工仕事の段階からどのような下地にするのがよいか、ハッキリ決めておきましょう。

電気・水道・ガス屋
 いずれも生活に欠かせないライフラインに関わる仕事であり、火災などの事故につながることもあるため、しっかりした業者に依頼したいところです。とくに電気配線の素人工事は厳禁です。水道業者は、自治体の指定工事業者が決められています。
畳屋
 フローリング仕上げの部屋が増え、畳敷きの純和室は少なくなりましたが、やはり青畳の感触は捨てがたいものがあります。最近はワラ床に代わってスタイロフォームを用いたスタイロ畳が普及しており、軽くて床下からの湿気も伝わりにくいので人気があります。
その他の職人

 ブロック塀やフェンスの設置、カーポートのコンクリート打設などは基礎工事を行った鳶職が行うことが多いのですが、庭石や植木の扱いになると、専門の造園業者の仕事です。リフォームに際して、シロアリ防除や床下調湿、耐震補強などを行っておくことが望ましいですが、これらについてもそれぞれの専門職があります。



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