
耐震診断ソフトを実際に使用し、耐震診断書の作成研修を行っています。 |
2011年2月16日(水)、大阪府高槻市において現地調査研修会が開催されました。
この研修所は木耐協組合員の(株)日本住宅流通の耐震現場見学会場で使用する会場をご好意により研修所として使わせていただくことにより開催するもので、今回の研修会では7社11名の事業者が参加しました。
研修会では人数の関係で全体を2つの班に分け、各班それぞれ「家屋の耐震診断」「耐震診断ソフトの実践操作」を行いました。実際に現場を診断する研修により、短時間で技術が習得でき、すぐに実践に移すことができ好評を得ている研修会となっています。
耐震診断を始める前に、木耐協では依頼者の方に対する説明とヒアリングを心がけています。建築基準法が何時どのように改正したのか、阪神淡路大震災で倒壊した原因は何か、耐震診断の調査データなどを説明し、診断依頼者の方の耐震に関する知識を深めていただいています。
耐震診断で得た情報を元に、診断ソフトに入力します。壁の材質や厚み、接合部、基礎の鉄筋の有無等や平面図を入力していき現状の評点を出します。点数が悪い場合は耐震改修の補強設計を行います。優先順位とコストを考えながら、その家に合った補強設計を検討していくことも重要な業務です。家の専門家が構造の安全性を判断し適切な処方箋を出すことは、医者と患者のような関係です。リフォームを検討される場合は、家屋の安全性を最優先に考えてくれる事業者とお付き合いしたいものです。
左:耐震診断では検査機器を多用します。検査機器を使用し数字で判断することにより、客観的に耐震調査を進めることができるからです。主観で判断しますと耐震評点の信憑性に疑問が出てくることもあります。数字で判断することが重要です。画像は含水率計で木材に含まれている水分量を調べています。28%以上になると腐朽菌や白蟻などの被害に遭いやすくなります。
右:小屋裏検査での火打ちの有無や接合金物のボルト、ナットの錆、緩みを調べます。梁と天井の隙間からは筋交いの一部が見えます。一般診断法は物理的に見える範囲内で調査を行います。 |
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