12月19日に大阪にて、補強設計研修会を実施し、15名の組合員が参加しました。
まだ耐震に慣れていない組合員が耐震診断後頭を悩ますのが、どのような補強プランを作成し提案すれば良いかということです。診断結果は誰が行っても(当然ですが)同じ結果になりますが、補強提案は必ずこれといったものがある訳ではありません。
自治体の補助制度を利用するのか、依頼者の希望は?予算は?、リフォームと一緒に改修を行うのか?といった様々な要素がありますので、物件ごと依頼者ごとに提案する内容が変わることも珍しくありません。
そこでこの研修会では、
(1) 自治体の補助制度や優遇税制を利用する場合
(2) (1)は利用せずに、優先順位が高くて費用の安い補強をする場合
(3) 屋根の軽量化や劣化度の改善や個別の事象があてはまる物件の場合 等
具体的な事例を分けて、詳しく補強プランの作成について解説を行いました。
また、単なる作成のポイントにとどまらず、倒壊映像をもとに耐震補強の有効性や下屋部補強の是非を確認したり、依頼者にとっ
てメリットとなる情報を正確に伝えない場合でも問題が発生してしまうことなどを具体的な資料をもとに説明しました。
実際の図面をもとに、補強部材の選定方法のテストや補強工事に関する留意点にも触れるなど盛りだくさんの内容だったため、参加者に感想を伺うと、『内容がかなり難しくて理解するのが大変だった』と皆さん口を揃えられておっしゃいました。
来年度からは、耐震診断の実務的な研修会である基礎研集会を午前中に行い、午後から同じ日にこの補強設計研修会を全国主要地域で予定しております。1棟でも多くの耐震診断や補強の提案につながるよう来年度も一層内容を充実したものにしていく予定です。
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N値計算の方法など、資料とテキストを片手に皆さん真剣に受講されていました。
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休憩中にはテキストを見ながら研修の内容を確認する光景も。
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