宿泊技術研修会 分科会6【博士の部屋】

2007/8/30 木耐協事務局 文責:神

 分科会6【博士の部屋】には、各回約10名の組合員が参加し、木耐協で使用している耐震診断ソフト「木耐博士S」についての研修を行いました。

 本研修では、前半はソフトの基本的な使い方として間取り・開口部の入力と耐力壁の自動生成、その後の耐力壁の修正の方法などについて、参加していた組合員が実際にソフトに触れることによって、ソフトの使い方を実感として理解してもらうことを目指しました。
 後半は、「木耐博士S」を利用しての耐震補強設計について研修を行いました。作成した現況の図面を見ながら、どのようにしたら効果的な耐震補強が行えるかについて説明しました。

 各回とも事務局員が2名付いての研修を行い、1名が全体に対して操作説明を行うかたわらで、PC操作に不慣れな組合員やソフトの操作に慣れていない組合員には事務局員が付き、使用方法について個別に説明を行いました。「参加した全ての組合員が図面を一通り作成できること」を目的としての研修でしたが、組合員から研修中に数多くの質問が寄せられ、組合員が熱心にソフトの使い方を知ろうとする様子が感じられました。また補強設計に関しても、ソフトを使用しての補強設計の方法にとどまらず、下屋部分の補強に対する考え方や劣化点数の改善による補強といった、踏み込んだ内容での設計についても説明しました。

 リフォーム業者の中には残念なことながら、耐震性を考慮せず、外見をよくするためのリフォームを行う業者が存在しているのが現状です。お客様のご要望にお応えする必要があることは事業者として当然のことですが、お客様の家の安全を守ることも事業者としての重要な責務です。耐震補強においても、お客様のご要望に最大限お応えする耐震補強設計を行うことが、お客様のご満足へとつながります。そのためにも事業者にとっては、耐震診断ソフトを使用できること、そしてソフトを使って適切な補強設計を行うためのスキルが欠かせません。

 今後とも、的確な補強設計を行うことができるよう、組合としても組合員をバックアップする必要があると感じました。

 プロジェクターに実際の操作画面を表示しながら、また組合員にも同時に操作をしてもらいながら研修を進めました。


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