木耐協/日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 電話での耐震診断申込は0120-224-293



 木造住宅85%倒壊の恐れ 補強実施16%止まり
(2008年1月16日 日刊スポーツ)

 全国の工務店などでつくる日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)は15日、2006年4月から昨年11月にかけて加盟の業者が耐震診断を行った木造住宅5876件のうち、震度6強程度で約85%の4986件で倒壊の恐れがあると発表した。

 さらに、耐震診断を行った住宅のうち2316件について木耐協が追跡調査したところ、同様に8割強の物件で倒壊の恐れがあるとみられるにもかかわらず、耐震補強工事を実施したのは約16%の363件にとどまっていたことも判明。木耐協は「費用が高いため工事をあきらめる人が増えている」と分析している。

 木耐協が耐震診断を行ったのは秋田、福井、長崎、沖縄を除く43都道府県の2階建てと平屋の木造住宅。「倒壊する可能性が高い」が約62%、「倒壊する可能性がある」が約23%だった。1件当たりの平均工事費は約120万円だった。

 木耐協によると、04年に日本建築防災協会が耐震診断の手法を改定し、従来は1階だけだった診断対象を2階以上にまで拡大。その結果、「補強工事が必要」と診断される住宅が大幅に増え、基準を満たすために必要な工事費用も増加の傾向にあるという。