高山市は9日、今年度から一戸建ての木造住宅の耐震診断を無料にすると発表した。
診断無料化は県内初で、6月から受け付けを開始する。耐震補強工事に対する市独自の奨励金も60万円アップする。
市は02年度から耐震化に関する補助事業を実施。耐震診断については住宅所有者が住宅耐震相談士と契約した場合、3万円を限度に助成し、耐震補強工事は国・県・市の補助金84万円のほかに、市独自で36万円の奨励金を出していた。
今回の制度改正では耐震診断は住宅所有者からの依頼があれば、県の相談士を無料で派遣する。
補強工事への市独自の奨励金は96万円に増やし、対象も従来の1982年5月以前の建築から、00年5月以前へ緩和する。補強工事をする場合、国・県・市から計180万円が助成されることになる。
市によると、02年度以降、耐震診断の申請は約60件、補強工事の申請はゼロ。今回の改正で制度利用が広がることを期待している。