静岡県の助成制度を利用して…
静岡県では所定の耐震診断で「危険」と判定された家屋に対して補強改善計画の作成に10万円、補強工事に対して同30万円を補助しています。さらに2004年4月月からは、65歳以上の高齢者または障害者が居住する住宅であれば20万円が加算されるという制度も追加されました。
補助金には魅力があるが、その申請手続きが煩雑なために敬遠する人が多いようです。しかしアイジーコンサルティングで一切を代行するとの申し出があり、依頼者様は診断者に一任することにしました。
ただしこの補助金も無条件で交付されるわけではありません。あらかじめ県が定めた工法にもとづいて補強を行い、補強後は一定の基準以上に耐震性能が改善されていることが必要です。
そこで提案された依頼者様邸の補強改善計画は、まず第一に不足している壁を補うことでした。具体的には東側廊下の両端にあったベニヤ壁2か所を耐震ボードで強い壁に代え、中央部の障子3枚のうち1枚を同じく耐力壁としました。つまりほとんど耐力壁がなかった南側に、3尺幅の強い壁が3か所できたわけです。
劣化していた基礎はヒビ割れが発生していた数か所を樹脂で補強し、さらにその外側に鉄筋入りの基礎を増設して既存基礎とボルトで締結してあります。さらに強度上心配があった土台や小屋裏には各種の補強金物による補強が行われています。
また直下型地震に備えて、外付け型のホールダウン金物が、補強を行っていない北側などに3か所設置されました。
これら一連の補強工事によって、依頼者様邸の診断数値は県が定めた基準値をクリアーし、Kさんには補助金全額が交付されています。
※各自治体の耐震改修に伴う補助金に関しては、自治体の窓口へお問い合わせください。
(耐震診断および補強工事施工=株式会社アイジーコンサルティング耐震事業部門セイフティ・プロ静岡店 電話054-238-8484)
依頼者様から「ひとこと」
耐震診断というものを初めて受けてみましたが、さすがに綿密に調べるものだと感心しました。しかも、どの部分がどう弱いかまで具体的に示してくれるので、建築の知識がない人間にも理解しやすく、納得できます。
県の補助金も、面倒な手続きをぜんぶ診断者さんがやってくれたので、ぶじ受けることができ、感謝しています。
補強工事を終えて半年以上になりますが、ビックリしたのは家が揺れなくなったことです。以前は前の道をダンプなど大型車が通るたびにガラス戸がビリビリ震えるほどでしたが、補強後は気づかないほどです。ずいぶん違うものだと、家内も驚いています。家が強くなってるんですね。
|