木耐協/日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 電話での耐震診断申込は0120-224-293


耐震診断とリフォームが教えてくれたこと
岩手県北上市

木耐協に耐震診断を申し込む
 そうした矢先、木耐協が耐震診断を受付けていることを告知チラシで知りました。数年前店舗がシロアリに食害されたとき、防除作業と補修工事を頼んだ業者がたまたま木耐協組合員だった関係で、耐震補強を専門に行っている団体があることは知っていました。
 その業者が少し遠い町にあったことや、知った当時はそれほど耐震補強に関心もなかったため、耐震診断を申し込みませんでした。しかし、お住まいの安全性に不安が出てきたため、木耐協に耐震診断を申し込むことにしました。
 耐震診断を担当したのは、北上市内で一級建築士事務所を開いている建築士さんでした。実を言えば最近まで家から100mたらずの場所に事務所を構えていたこともあって、もちろんこの2人は古い付き合いでした。昔なじみの建築士さんが診断してくれるのなら、なおさら心強いとあって、この際に徹底的に調べてもらうことにしました。
 

建物全体のバランスが良くないから
 耐震診断の結果は、「やや危険」と診断されました。担当した建築士さんによれば、一番の問題点はやはり壁配置バランスの悪さでした。2階の床を沈ませた梁のたわみは、これを受ける1階の壁や柱が不足していたためであり、これが家全体のバランスの悪さの原因となっていました。
 一見したところほぼ正方形の箱型で壁の量も十分のように見えます。しかし、それぞれの既存壁の強度が低かったことも、判定数値を下げる要因となりました。
 地盤にはほとんど問題がなく、基礎にも問題となるほどのクラック(ひび割れ)は発生していませんでした。

   

既存壁の補強が工事の重点に…
 そこで補強プランとしては、既存壁の補強に重点が置かれました。補強した既存壁は7か所に及び、すべて建物の東側に集中しています。西側に開口部が全く設けられていない構造のため、この壁量に対応する強度が東側にも必要だと判断されたからでした。
 2階の重量を支えるため、2か所に柱を建て込みました。これら一連の補強工事によって、診断結果は「ほぼ安全」とされる状態まで改善されています。さらに壁補強を行っていない西側の出隅2か所には、直下型地震に備えて外付け型のホールダウン金物が取り付けられています。
 なお壁補強はサイディング補修を行なう時期が来ていたため外部から行うことにしましたが、外壁をはがした段階でシロアリ食害が見つかったため、合わせて防除処理と必要な補修を行いました。
 今回補強工事を行ったお客様は「家というものは定期的に点検しておく必要があることを痛感しました」と語っています。

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