|
北上市は岩手県の南部、北上高地と出羽山地の間を南に流れる北上川流域に開けた、古い歴史を持つ町です。北上平野のほぼ中央に位置し、北上川と和賀川が合流する肥沃な土地のため、県内一の米どころとして知られています。一方、盛岡を経て青森に至る奥州街道がこの北上川沿いのルートに開かれたため、北上は現在でもJR東北本線、新幹線、国道4号、東北自動車道など全ての幹線が経由しており、さらに太平洋岸の釜石と、横手を経て秋田県の日本海側を結ぶ東西交通の重要拠点です。現在は人口93,000人ほどの地方都市ですが、内陸の町でありながら工業品生産額が岩手県内最大なのは、交通の要という立地条件だからでしょう。
|