【事務局】待ってでも吉澤さんに工事をお願いしたいと思う方が多くいらっしゃる事実と、良い仕事をしているという自信の表れですね。新しいお客様との出会いはどのようにされていますか?
【吉澤社長】オリジナルチラシなどは撒かず、基本的には紹介がほとんどです。既に「お知らせチラシ」で100件近くの耐震診断をさせて頂きましたが、そこからの紹介も多く頂いています。
【事務局】さて、昨年のデザイン&アイディアコンテストで、2階建ての住宅を減築して一回り小さくし、耐震性の向上を図るという施工例で優秀賞を受賞されていますが、耐震に携わるようになってどのような変化を感じていますか?
【吉澤社長】そうですね。接客時の見方からになりますが、提案の幅が広がりました。たとえば耐震の事が頭に無ければ、家を小さくしようなどとは考えないと思います。もちろん他にも多くの知識を持っていなければいけませんが、知識を入れれば入れるほど現場での提案の幅が広がります。耐震性も良く勉強した事によって、専門家としての自信にも繋がりましたし、それが他の部分の説得力の向上にも影響していると思います。
【事務局】リフォーム工事を中心にされているようですが、新築はどのように捉えていますか?
【吉澤社長】新築は頼まれればやります。今年も2棟建てましたが、やはりリフォームに比べて手離れが悪く、私にとってはいい仕事とは言えません。新築は今やプレカットが主流ですから誰がやっても大差ない場合が多いです。しかし、リフォームはやる人によって仕上がりが全く違います。私は、リフォームは新築より奥が深く面白い仕事だと思っています。まず初めに「どう壊し始めるか?」が真剣勝負の始まりです。壁を開けた後の施工方法をイメージしながら開けるのですが、イメージと違う状態に遭遇することが多くあります。その状況から正常な状態を創り上げていくことが大変なのですが、リフォームというのは、納め方をどれだけ知っているかが大切で、そこについては職人に決定権もあり、仕上がりまでの工程は職人の自由なのです。そこで技量が問われるのでやりがいがありますし、もちろん自信もあるので、私自身楽しんで仕事が出来ているのだと思います。
【事務局】職人さんの楽しみを感じながら営業も経営もこなすのは、普通の人にはそうそう出来ないと思いますし、うらやましい気もしますが、今後の展開はどのようにお考えですか?
【吉澤社長】何年か先には欲が出てしまうかもしれませんが、お客様の望むリフォームをしていく為には、今のスタイルが1番だと考えているので、事業の拡大や出店等は考えていません。昔は「一人親方」が当り前に存在していました。リフォーム会社の進出で、施主と棟梁との関係も断ち切られる世の中で、なんでも相談できる「一人親方」は自分が目指す経営スタイルだと自信を持っています。時代に逆行しているかもしれませんが、お客様にとって都合のいい事こそ仕事の本質だという信念は貫きたいと思っています。
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職人であり・営業マンであり・経営者でもある吉澤社長。全てを熟知しているからこそ、自身の経営スタイルに自信が持てるのだと思います。今後もお客様から、信頼されるパートナーとして活躍されることと思います。
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