【小野理事長】自然に囲まれ、とても暮らしやすそうなこの地域で開業している湘栄技工様ですが、ホームページを拝見すると、かなり広いエリアで営業されているようですが?
【浜滝社長】社員は10人ですが、ここを中心として、東京都内はもちろん、神奈川県でも小田原方面まで、また山梨県全域と埼玉県も一部カバーしています。元々私がパナホームの出身で、その関係の仕事を依頼されるため、必然的に広範囲になっています。しかしもっと地元の仕事を増やし、元請比率を上げたいので、自らチラシを撒いたり、ケアマネージャーとタイアップしたりと地元密着を図っています。
【小野理事長】効率が全てではないですが、やはり現場は近いほうがいいですよね。地域格差についてお尋ねしますが、インターネットが普及して情報伝達が一元化され、地域特性が無くなって来ている様に言われる昨今ですが、広範囲に仕事を請ける立場として、その辺はどのように感じますか?
【浜滝社長】正直に申しあげますと、東京世田谷のお客様と山梨の奥の方のお客様とでは反応が全く違います。前者はなかなか人を信用しない傾向がありますが、後者は全面的に信用して頂きやすいので、意気に感じて仕事が出来ます。そんな時、利益を減らしてでも喜んで頂ける事をしたいですし、仕事の充実感もあります。だからこそ、そういう人達を騙す輩が許せません。
【小野理事長】阪神大震災の1年後くらいから始まった悪徳耐震リフォームはまさにそうですね。組合の10年間は、その輩を業界から駆逐し、悪いイメージを払拭することも大きな仕事でした。さて話は変わりますが、こちらの事務所には表彰状や資格証明書が壁全面に掲出されていて驚かされました。
【浜滝社長】私は、社会のルールは非常に大切だと思っています。例えば、車の運転がとても上手い人でも、運転免許証が無いと公道を運転してはいけないのです。それと同じように、どんなに素晴らしい技術をもっていても、資格が無ければ世間に通用しないのです。資格を持つ事が責任を担う仕事をする条件であり、信用される第一歩であると思っています。