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「スクラップ&ビルドは地球環境にも良くありません。『住まいの再生』こそが私達のテーマです。」(1/2)
株式会社 ハウスドゥ 代表取締役社長 安藤 正弘様


 今回は京都府京都市の 株式会社 ハウスドゥ 代表取締役 安藤 正弘様にお話を伺いました。
 株式会社 ハウスドゥ様は、不動産仲介業、リフォーム業、中古住宅再生事業を中心に手がけており、住宅の売買・賃貸・リフォームに至るまで、お客様の立場にたった住環境のご提供を実現されています。今回は、リフォーム業のみならず建築不動産業界全般に関わる、大変参考になるお話を伺いました。


【事務局】まず株式会社ハウスドゥ様の事業内容を教えて頂けますか?
【安藤社長】基本的には不動産仲介業ですが、リフォーム業も営んでおります。また最近では、中古住宅再生事業とそのFC展開も始めております。

【事務局】不動産関連のお話からお伺いしますが、安藤社長が考える業界の問題点はどのようなところにあるとお考えですか?
【安藤社長】 今、不動産業界は「成熟期」に入っていると思いますが、そこに従事している人は2種類あって、いわゆる「バブル」を経験している古い体質の世代と、若い世代。現在は、どんどん世代交代が進んでいる真っ最中であると思います。そこで、問題点は大きく2点あります。
まず1点目は、これまでの不動産業は事業者本位で行われていたということです。経験が必要な業種であることは間違いありませんが、情報が営業個人に集約されてしまい、本当の情報公開とは無縁でした。お客様は、限られた情報の中から、一生に1度か2度の大きな買い物をするしかなかったのです。ですから、買った後に後悔することも少なくありませんでした。 2点目は、中古住宅の流通問題です。欧米では、住み始めてからメンテナンス如何で住宅の価値は上がりますが、日本では20年も経てば、手入れに関係なく、限りなく価値がゼロになってしまうという事実です。

【事務局】それらの問題をどのように改善して行こうと・・・?

【安藤社長】まず1点目の問題に対しては、不動産業界の古い体質を変え、お客様が主導権を握って家を選んで頂けるようにしたいと考えました。そのために実行したことは、情報を徹底的に公開するということです。コンピュータネットワークを駆使して、ハウスドゥ全店舗で同じ物件が検索でき、正確で詳細な情報の共有を図りました。そして押し売りをするのではなく、お客様にご満足頂けるまで何度でもご相談を承り、納得して頂いてからご契約いただけるようなご提案をしています。
 2点目の問題に対しては、当社だけでどうにかできる問題ではなく、官と民が一体となって進めていかなければならないと思っています。人口減少の理由だけでなく、廃材処理等の面から見ても、スクラップ&ビルドを続けていくことは限界があると思います。住宅の「長持ち」を応援する事業を展開していきたいと思っています。



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