平成18年4月1日から平成18年6月30日まで(3ヶ月)に、木耐協で実施した耐震診断1,146件の耐震診断結果を分析したものです。

■建物重量


全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
非常に重い
145
12.65%
91
15.72%
54
9.52%
重い
605
52.79%
335
57.86%
270
47.62%
軽い
396
34.55%
153
26.42%
243
42.86%
総数
1146
579
567


■重い建物が65.44%存在する
屋根の重さで建物の重量を判断(非常に重い建物/土葺瓦屋根・重い建物/桟瓦葺・軽い建物/石綿スレート板や鉄板葺)するのですが、建物の重量が重くなると必要な壁の量が増えてきます。全体では重い・非常に重い建物が全体の65.44%を占めており、屋根の軽量化も耐震補強策の一つの柱となっていることがわかります。



■基礎仕様
   
   
全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
基礎I
鉄筋コンクリート
(ひび無し)
355
30.98%
84
14.51%
271
47.80%
基礎II
鉄筋コンクリート
(ひび有り)
309
26.96%
89
15.37%
220
38.80%
無筋コンクリート
(ひび無し)
154
13.44%
133
22.97%
21
3.70%
無筋コンクリート
(ひび有り)
307
26.79%
254
43.87%
53
9.35%
玉石(足固めあり)
7
0.61%
6
1.04%
1
0.18%
基礎III
玉石(足固めなし)
3
0.26%
3
0.52%
0
0.00%
その他
11
0.96%
10
1.73%
1
0.18%
総数
1146
579
567


■基礎にひび割れのある住宅は全体の53.75%
基礎の仕様によって、保有耐力(その家に存在する耐力壁の和)に低減の係数を乗じることになっています。建物を支える基礎のコンクリートにひびがある建物が全体の半数以上もあることがわかりました。




■床仕様


 
全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
合板
233
20.33%
65
11.23%
168
29.63%
火打ち+荒板
673
58.73%
328
56.65%
345
60.85%
火打ちなし
240
20.94%
186
32.12%
54
9.52%
総数
1146
579
567


■床の仕様で耐力を低減する住宅は79.67%
床の仕様によっても、壁の配置バランスとともに耐力を低減します。床の仕様で耐力を低減する住宅は全体の約8割にものぼり、昭和56年6月以降の住宅でも7割以上の住宅が床仕様によって耐力を低減することになっています。




■接合部仕様


 
全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
接合部I
(1460号適合)
13
1.13%
0
0.00%
13
2.29%
接合部II
(3kN以上)
359
31.33%
63
10.88%
296
52.20%
接合部III・IV
(3kN未満)
774
67.54%
516
89.12%
258
45.50%
総数
1146
579
567
参考:
接合部I 平成12建告1460号に適合する仕様
接合部II 羽子板ボルト、山形プレートVP、かど金物CP−T、CP−L、込み栓
接合部III ほぞ差し、釘打ち、かすがい等(構面の両端が通し柱の場合)
接合部IV ほぞ差し、釘打ち、かすがい等


■昭和56年5月以前の建物では、約9割の住宅で接合部が釘打ち程度
従来の耐震診断では柱や土台・梁などの接合部については、評価の対象となっていませんでした。新耐震診断では接合部が新たに評価項目に加わったのですが、耐震性の向上の優先順位の高い昭和56年5月以前の建物は、約9割の住宅で釘打ちやかすがい等の弱い接合金物が使用されていることがわかりました。また、昭和56年6月以降の住宅でも半数を超える住宅が接合部IIの仕様となっており、壁の持っている本来の耐力を発揮できない接合部の住宅が多く存在していることがわかります。




■外壁材


  
全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
トタン
39
3.40%
34
5.87%
5
0.88%
モルタル塗り壁
735
64.14%
434
74.96%
301
53.09%
羽目板貼
29
2.53%
23
3.97%
6
1.06%
金属サイディング
35
3.05%
25
4.32%
10
1.76%
土塗り
(塗厚5cm未満)
10
0.87%
5
0.86%
5
0.88%
土塗り
(塗厚5cm以上〜7cm未満)
18
1.57%
10
1.73%
8
1.41%
土塗り
(塗厚7cm以上〜9cm未満)
13
1.13%
7
1.21%
6
1.06%
土塗り
(塗厚9cm以上)
8
0.70%
4
0.69%
4
0.71%
窯業系サイディング張り
223
19.46%
26
4.49%
197
34.74%
その他
36
3.14%
11
1.90%
25
4.41%
総数
1146
579
567



■地盤


全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
良い
177
15.45%
89
15.37%
88
15.52%
普通
798
69.63%
405
69.65%
393
69.31%
悪い(埋立地・盛り土・軟弱地盤)
表層の地盤改良を行っている
20
1.75%
9
1.55%
11
1.94%
悪い(埋立地・盛り土・軟弱地盤)
杭基礎である
11
0.96%
5
0.86%
6
1.06%
悪い(埋立地・盛り土・軟弱地盤)
特別な対策を行っていない
140
12.22%
71
12.6%
69
12.17%
総数
1146
579
567



■地形


全体
昭和56年5月以前
昭和56年6月以降
平坦
1021
89.09%
516
89.12%
505
89.07%
がけ地・急傾斜
コンクリート擁壁
64
5.58%
23
3.97%
41
7.23%
がけ地・急傾斜 石積
38
3.32%
28
4.84%
10
1.76%
がけ地・急傾斜
特別な対策を行っていない
23
2.01%
12
2.07%
11
1.94%
総数
1146
579
567




このページの無断転載を堅くお断りします。
Copyright(c)Mokutaikyo All Rights Reserved.