平成14年9月1日より診断依頼者に対して行っている
アンケート調査項目に防災意識に関する質問を設けました。
以下は、平成14年9月1日から平成15年6月30日までに
木耐協で実施した耐震診断13,627件の内、
アンケート調査に回答いただいた
1,176件の防災意識に関するアンケート結果です。

耐震診断対象 :
全国/木造在来工法2階建以下/築3年以上経過した建物
アンケート返信率:
8.63%

Q1
 1階に寝室がありますか?

はい
733
62.33%
いいえ
410
34.86%
未回答
33
2.81%
合計
1176

寝室が1階にある 62.33%
1階に寝室を設けている家屋が62.33%ということがわかりました。阪神淡路大震災では1階のみが倒壊し2階だけが残された家屋が多く見られ、2階部分が落ちてくることによる圧死が多く報告されました。家族構成やお年寄りのいる家庭など、それぞれの家庭環境が考えられますが、家族全員が2階で寝ることは、地震の瞬間的な被害から逃れる具体的な防災対策となります。

 

Q2
 家具転倒防止金具など、室内の地震対策を施されていますか?

はい
488
41.50%
いいえ
657
55.87%
未回答
31
2.64%
合計
1176

身近な地震対策 41.50%
家具転倒防止金具など身近な地震対策をされている方が41.50%で、半数以上の方が室内の地震対策をされていないということがわかりました。家具転倒防止金具の設置やガラスの飛散防止などは、一般の消費者でも手軽にできる地震対策の一つです。

Q3
 非常食の準備はされていますか?

はい
476
40.48%
いいえ
671
57.06%
未回答
29
2.47%
合計
1176

非常食の準備していない 57.06%
「防災」というキーワードで真っ先に思い浮かぶのが非常食の準備ですが、実際には57.06%の方が何の準備もされていないことがわかりました。

 

Q4
 地震発生後、家族が集合する場所や連絡する方法などについて打ち合わせをしていますか?

はい
490
41.67%
いいえ
652
55.44%
未回答
34
2.89%
合計
1176

地震発生後の対策 41.67%
地震発生後の家族の対応や行動について、打ち合わせをしている方は41.67%、半数以上の方が何の対策も取られていないことがわかりました。
地震はいつ起きるか予測できません。家族が全員揃っている時に発生した場合は一緒に避難できるのですが、昼間に発生した場合は事前に家族が落ち合う場所や手段を決めておかなければ、家族の安否確認すらままならなくなってしまいます。
地震発生時の対策について家族で打ち合わせをすることは、費用もかからず、手軽で効果のある地震対策の一つです。

進まない地震対策
Q2〜Q4は専門業者に頼まなくてもできる地震対策に関する質問ですが、半数以上の方が対策を講じていないことがわかりました。地震防災はできることから順番に行うことが大切です。耐震補強工事を推進すると同時に、こういった防災対策に関しての啓蒙活動も必要であると考えられます。

Q5
 近い将来、日本国内で阪神淡路大震災クラスの地震が発生すると思いますか?

はい
931
79.17%
いいえ
151
12.84%
未回答
94
7.99%
合計
1176

                 
Q6
 近い将来、ご自身が阪神淡路大震災クラスの地震に見舞われると思いますか?

はい
634
53.91%
いいえ
398
33.84%
未回答
144
12.24%
合計
1176
       
薄れつつある防災意識?
8割近くの人が近い将来日本に大規模な地震災害が発生すると考えているにもかかわらず、自分自身が被災すると思う人は45.94%にとどまりました。阪神淡路大震災から8年。一般の方の防災意識が薄れつつあることを証明するかのようなアンケート結果となりました。

※アンケートは、診断完了から3ヵ月後に実施するので、平成15年5月26日の三陸南地震、平成15年7月26日の宮城県北部連続地震後のアンケートは反映されておりません。

アンケート回答者 耐震診断結果
安全です
89
7.57%
一応安全です
232
19.73%
やや危険です
253
21.51%
倒壊又は大破壊の危険があります
602
51.19%
合計
1176
 

診断結果平均評点
 0.78
申込者平均築年数
 23.18年

  





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