平成14年5月1日から平成14年11月30日までの半年間に木耐協で実施した耐震診断9,019件のうち、住宅金融公庫の融資を受け且つ築30年以内の住宅2,660件を分析したものです。

■耐震診断結果(平成14年5月1日〜平成14年11月30日)

●住宅金融公庫融資あり
安全です
130
8.77%
一応安全です
319
21.52%
やや危険です
374
25.24%
倒壊又は大破壊の危険があります
659
44.47%
合計
1482
 
診断結果平均 0.84
 平均築年数  16.11年
●住宅金融公庫融資なし
安全です
63
5.35%
一応安全です
193
16.38%
やや危険です
261
22.16%
倒壊又は大破壊の危険があります
661
56.11%
合計
1178
 
診断結果平均 0.73
 平均築年数  18.62年

■公庫融資住宅の方が、安全8.56%多い
住宅金融公庫の融資を受けた住宅の方が、受けていない住宅より8.56%安全であると診断された住宅が多くなっています。また「倒壊または大破壊の危険があります」と診断された住宅も公庫の融資を受けた住宅の方が11.64%も少なく、公庫の仕様書の基準の高さやその検査体制が建築物の安全を担保している事がわかります。



■耐震診断結果【全体】(平成11年12月1日〜平成14年11月30日)
【表@】BC 建物の形・壁の配置 評点分布
B・C評点
0.67未満
0.67以上0.8未満
0.8以上0.9未満
0.9以上1.0未満
1.0
あり
294
228
170
125
665
割合
19.84%
15.38%
11.47%
8.43%
44.87%
なし
243
199
113
101
522
割合
20.63%
16.89%
9.59%
8.57%
44.31%
【表A】DE 筋交い・壁の割合 評点分布
D・E評点
0.5未満
0.5以上1.0未満
1.0以上1.5未満
1.5以上2.0未満
2.0
あり
19
418
598
336
111
割合
1.28%
28.21%
40.35%
22.67%
7.49%
なし
40
466
422
195
55
割合
3.40%
39.56%
35.82%
16.55%
4.67%

■壁の配置バランスは公庫融資の有無、影響無し
表@は評点B・Cの分布を公庫融資の有無でまとめたものです。評点B・Cは壁の配置バランスを示すもので、評点B・Cに関しては公庫融資の有無に大きな差は見られません。

■筋交い、壁の割合は公庫融資を受けた住宅が評点が良い
表Aは評点D・Eの分布を公庫融資の有無でまとめたものです。評点D・Eは筋交い・壁の割合を示すもので、両者を比べると公庫融資住宅の方が1.0以上の割合が13.47%多いことが分かりました。これは、建築時の審査が反映されていると考えられ、公庫融資住宅の方が必要壁量の基準が徹底されていると考えられます。

■耐震診断結果【対象】(平成14年5月1日〜平成14年11月30日)


安全です
193
7.26%
一応安全です
512
19.25%
やや危険です
635
23.87%
倒壊又は大破壊の危険があります
1320
49.62%
合計
2660
 
診断結果平均 0.79
 平均築年数  17.37年



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