築160年が経った建物です。老朽化がかなり進み、床はシロアリの被害によって陥没していました。不安定な部分の修理、壁量の補充とすることにより、安心して暮らせる住宅へと生まれ変わりました。
築160年となる建物は、現代の住宅では味わえない独特の落ち着きと安らぎを持っています。その味わいを失うことなく、今後も長期にわたって住み続けるために、全面改修による補強工事を行いました。水廻りが集中する東側は改築を行い、和室や床の間という趣がある空間は既存の建物を残して改修しました。
施工風景
 |
施工前の全景です。
ここから古民家の味わいを残したまま、大掛かりなリフォームが始まります。
|
 |
施工中です。柱の補修・基礎工事のために建物を約1.5mの高さまで引き上げました。
また鉄筋コンクリート製の基礎に土台を載せ根がらみを設ける、土壁による壁の増設を行うなど、耐震性への配慮も行っています。
|
 |
施工後の室内です。昔ながらの日本の家の雰囲気が感じられる、温もりと味わいがある家になりました。
外観も一番上の写真の通り、古きよき佇まいをしています。
|
 |
土壁による補強を行っています。伝統的構法によって建てられた住宅の補強方法として効果的です。
|
 |
上の写真の箇所の土壁補強を行っているところです。
|
 |
施工後の室内です。昔ながらの日本の家の雰囲気が感じられる、温もりと味わいがある家になりました。
外観も一番上の写真の通り、古きよき佇まいをしています。
|
苦労した点
これだけの規模の建物(古民家)の全面リフォームは初めての経験でしたので、有効な補強方法の選択に苦労しました。ただ丈夫にして残すだけではなく、現代の建物では味わえないものをいかに発揮させるかが工夫した点です。