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ニュース
2017/05/17

速報! 新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法の公表について

コラム

 

昨年4月に発生した熊本地震では、多くの建築物に倒壊等の甚大な被害が
発生
しました。その後の「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」の
報告では、新耐震基準導入以降の木造住宅のうち、接合部の仕様などが規定される前
(平成12年以前)の在来軸組構法の住宅については、「被害の抑制に
向けた取組みが
必要」とされていました。

これを受けて、(一財)日本建築防災協会(=建防協)では新耐震基準の在来軸組構法の
木造住宅(平成12年以前のものを中心とする)について、リフォーム時
などに耐震性能を
検証する方法を検討・発表し、本日公表されました。


★ 対象となる住宅は?
―――――――――――
昭和56年6月1日以降、平成12年5月31日までに建築された
在来軸組工法の住宅
で、平屋又は2階建てのもの

★ 新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法とは?
―――――――――――――――――――――――
上記対象物件において、耐震診断(一般診断法)まではいかない、
比較的軽微
「所有者等による検証」と、これにより判断ができなかった場合に実施する、
「専門
家による効率的な検証」(一般診断法に準じた方法)が示されました。

★ 所有者等による検証とは?
―――――――――――――
所有者やリフォーム業者(耐震診断のスキルを持たない事業者)が簡易的に
下記
の4項目をチェックします。不適合項目があれば、専門家による検証又は
耐震診断
を実施します。
 ・平面・立面の形状
 ・劣化の状況
 ・接合金物の有無
 ・壁の配置バランス

★ 専門家による効率的な検証とは?
――――――――――――――――
上記の「所有者等による検証」においてNGになった場合、耐震診断の専門家が
図面や写真を活用して現地調査を行わずに、従来の耐震診断方法(一般診断法)
に準じて耐震性能を確認します。

★ 今後の展開は?
―――――――――
国土交通省を中心に、地方公共団体、建築関係団体等を通じて所有者、
リフォー
ム業者、設計者等に幅広く周知するとともに、耐震診断の専門家等を
対象とする
講習会を実施するようです。

今後の動きについては引き続き注視して参ります。

【国土交通省】
新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法の公表について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000662.html

【一般財団法人日本建築防災協会】
新耐震木造住宅検証法
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/8100